こんにちは!入間市で子ども向けピアノ教室をしております、いいじまです。
「ピアノは何歳から始められますか?」
これは、体験レッスンやお問い合わせの際によくいただくご質問です。
私自身は、レッスンとしてピアノを始めるのは、早くても4歳頃からが安心かな と感じています。
とはいえ、この頃はとても個人差が大きく、4歳とは思えないくらいしっかり受け答えができるお子さんもいれば、5歳でもまだ幼さの残るお子さんもいますよね。
そこで今回は、年齢よりも
「これができていると、ピアノのレッスンが楽しく始めやすいですよ」
というポイントと、ご家庭でできる音楽との関わり方についてお伝えしていきます。
ピアノのレッスンを始める目安
年齢よりも大切な5つのポイント
年齢はひとつの目安ですが、それ以上に大切だと感じているのが、「ピアノのレッスンを楽しめる準備ができているかどうか」です。
そこで、私がレッスンをする上で「これができていると安心だな」と思うポイントを挙げてみました。
①右と左の区別が、なんとなくついている
レッスンは右手の練習から始めますが、わりと早い段階から左手も使っていくので、「右手で弾こうね」と言われて理解できると安心です。
②1〜5くらいまでの数に親しみがある
ピアノでは指にそれぞれ番号をつけて呼びます。また拍や音の長さを数える必要もあるので、数を「知っている」「聞いたことがある」とスムーズです。
③短い時間、椅子に座っていられる
幼児のレッスンでは、できるだけ座ったままにならないように、立って歌ったり、リズムを打ったりしていますが、弾く時は椅子に座りますので、短時間でも座っていられるようだといいですね。
④先生の声かけに、耳を向けられる
「まねしてみよう」「次はこれをやってみよう」
といったやりとりができると、レッスンが進めやすくなります。
⑤「イヤ」「トイレ行きたい」など、気持ちを伝えられる
うまく言葉にできなくても、身振りや表情で伝えられれば大丈夫です。
これらはあくまで目安で、はじめから全部できていなくても、まったく問題ありません。レッスンを重ねる中で、少しずつ身についていくお子さんもたくさんいます。
早く始めたからといって…
以前、3歳半くらいの生徒さんとレッスンしたことがあるのですが、やはり ”ピアノ” のレッスンにはなりませんでした。まだまだ手も小さいですし、5本の指を1本ずつ独立させて動かすことはとても難しい様子。その子は右利きでしたので、左手はなおさらです。
むりやりピアノを弾かせてもピアノがイヤになってしまうと思い、最初の半年くらいは、いろいろなメロディーを歌ったり、簡単なリズム打ちをしたり、とソルフェージュ(ピアノに限らず、音楽に必要な基礎訓練)中心のレッスンでした。
もちろんソルフェージュの要素もピアノを弾く上でとても大切なので、特に導入期のレッスンでは多くの時間を使いますが、これは4~5歳からスタートしても十分 身に付く力だと思います。
3歳くらいからレッスンに通って、ソルフェージュを始めるのも良いのですが、まずはご家庭で子どもらしい時間を過ごし、その中で『音楽って楽しいね』と自然と感じられるような環境を与えてあげてほしいな、と私は思うのです。
ご家庭でできる音楽との関わり方
最近は、小さな子ども向けのコンサートもたくさん開かれていますね。
生の演奏を聴くというのは、とても贅沢な時間です。ぜひ足を運んでみてください。TVやDVD、動画サイトを通じて楽しむこともできますが、やはり画面では伝わらない、楽器本来の音や迫力ある響き、豊かな歌声、そして何より演奏者のエネルギーを感じられるはずです。
とはいえ、毎日コンサートに出かけるというのは現実的ではありませんから、ご家庭では親御さんが歌ってあげるのはどうでしょう。童謡のCDをかけるのもいいのですが、ただ聴かせるだけではなく、親御さんも一緒に歌ってほしいのです。
私は以前、グループレッスンの講師をしていました。3歳児クラスでは鍵盤には触る程度で、歌うことが中心のレッスンです。
親子ペアで座ってもらうのですが、お母様がすました顔をしていると、子どもも歌わないんです。元気に歌っている子の隣には、楽しそうに歌ってくださるお母様の姿がありました。
この年代のお子さんはまだまだ ”ママ大好き” ですからね。ママが楽しそうにしていると、自分もやりたくなるんです。
これはレッスンではないのですが、私も息子が小さい頃、音楽に興味を持ってほしくて童謡のCDをよくかけていました。ところがただ流しているだけでは反応が薄く…。私が一緒に歌うと息子も喜んで声を出すんです。やっぱりそういうものなのかなぁと実感しました。
また童謡は、子どもらしい歌詞と、その内容にふさわしいメロディーや曲想で書かれています。「ウキウキする感じだから、スキップのリズムになっているね。」「ちょっとさびしい感じがするから、ゆっくり歌おうね。」などなど、音楽的要素が満載です。
その時はわからなくても、いずれ大きな財産になるはずです。
季節を感じられる歌もたくさんありますね。
クラシック音楽には、ピアノに限らず、自然をテーマに書かれた曲もあります。タイトルにはなっていなくても、作曲家たちは、鳥の鳴き声や風の音、川の流れなど、自然から多くのヒントを得ていたようです。
空の色、木々の色、花の色、香り…日によって、また季節によっても違いますよね。お散歩の途中に、お子さんとお話ししてみてください。
音楽を楽しむ土台づくりを
近頃は、何でも早いうちから始める方がいい、といった風潮があるようにも感じますが、”ピアノ” という習い事に関しては、そんなに慌てなくて大丈夫です。
ピアノは、早く始めることよりも、
「やってみたいな」「音楽って楽しいな」
そんな気持ちが芽生えることが何より大切だと思っています。
どうか焦らず、今はご家庭で音楽を楽しむ時間を大切にしてくださいね。
その先に、自然と「ピアノを弾いてみたい!」が生まれた時、
レッスンでお手伝いできたら嬉しいです。
今度はどんなお子さんに会えるかな?と、楽しみにお待ちしています。
「うちの子もピアノできるかな?」
そんな方はぜひ体験レッスンにお越しください。
お子さんの様子を見ながら
練習の進め方も丁寧にお伝えしています♪




